フルカラー160ページ / A4判 / ドイツ装・函入り
一般書籍の挿画だけでなく、多くの国内外の研究を支えてきた川島逸郎氏の絵の数々。
昆虫学者の丸山宗利氏も自身の新種記載論文には川島逸郎氏に絵を依頼し、自身では気づかなかった部位まで精密に描かれていることに驚愕するといいます(本誌掲載寄稿より)。本書では、その作品をほぼ原寸で掲載。驚異的な観察眼により生み出される、細かな点描や美しい線の数々をご堪能ください。
2章では失われつつある手描きの標本画の担い手として、川島氏自らが自身の仕事を振り返り、自らの言葉で解説します。