煮干しの解剖教室 小林眞理子 文/泉田謙 写真/こばやしちひろ 絵

販売価格 1,650円(内税)
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185×212mm 36p

「えーっ,煮干しの解剖?」
 そう,この本で解剖するのは,料理のだしに使う,そのまま食べてもおいしい,あの〈煮干し〉。カタクチイワシという魚の〈煮干し〉です。といっても,特別な道具はいりません。大きめの煮干しが数匹,そしてこの本があれば,あなたも魚の体についてたのしく研究することができます。
 この小さな魚から,生きものの体と暮らしについていろいろなことが見えてきます。もちろん,解剖したあとは,おいしくいただきましょう。たかが煮干し,されど煮干し。目でも口でも味わいつくす煮干しの解剖です。
 たのしいおどろきの時間を,さあ御一緒に。

★★ もくじ ★★
ようこそ煮干しの解剖教室へ
用意するもの
煮干しをまるごと見てみよう
煮干しを2つに分ける
頭の中身
 脳・目・耳
 さいは・えら
 心臓
胴体を2つに分ける
 胴体
 消化管
食べる・食べられるカタクチイワシ
 肝臓
 卵巣・精巣
 背骨・せきずい・血管・筋肉
 見分けにくいもの
 もしも見ることができたら
解剖で見えてくるもの
謝辞ーあとがきにかえて
参考文献 

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