人類を熱狂させた鳥たち 食欲・収集欲・探究欲の1万2000年 ティム・バークヘッド 著・黒沢令子 訳

販売価格 3,520円(内税)
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四六判 カラー口絵8p+404p

人類の歴史が始まって以来、
私たちの信仰、科学、芸術、資源の源として存在し続けている鳥類。
精神と生命を支えてきたその生物を、
人はどのように捉え、利用し、そして保護しようとしているのか。

新石器時代の壁画に描かれた208羽の鳥から紀元前の哲学者が「予言者」として扱った鳥、
鷹狩りの歴史、ダ・ヴィンチが興味を引かれたキツツキの舌、
鳥が部位ごとに持つとされた薬効、一夫一妻制の真相、
海鳥の利用と個体数減少、長距離を移動する渡り鳥の研究など、
1万年以上にわたる人間と鳥の関わりを、イギリスを代表する鳥類学者が語り尽くす。


[書評]
ティム・バークヘッドは著名な鳥類学者で、優れた科学コミュニケーターでもある。
本書は、1万2000年にわたる鳥類との関わりを、鳥と私たちの視点から描いている。
鳥や鳥好きな人との個人的な出会いを、
巧妙な科学的厳密さを交えて意欲的な歴史研究を通じて、楽しげに語ってくれる。
――ティム・ディー(作家・ナチュラリスト・BBCラジオプロデューサー)

鳥と人との密接で時として驚くべき関係について一流の鳥類学者がしたためた魅力的な物語である。
――スティーブン・モス(作家・ナチュラリスト)

古代の時代からの鳥と人の関係を探るこの本は、衝撃的で、刺激と不思議に満ちている。
鳥と暮らす今日の私たちに痛烈な挑戦を投げかけてくれる。
――イザベラ・トゥリー(『英国貴族、領地を野生に戻す』の著者)

複雑な科学を魅力的で生き生きとしたスタイルで説明する著者の才能は高い評価を得ている。
――BBC Wildlife

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