バッタを倒すぜ アフリカで
前野 ウルド 浩太郎 著

販売価格 1,650円(内税)

SOLD OUT
新書判 608p
アフリカで研究を始めてはや13年。ようやく極秘裏に進めていたメインの研究成果を論文発表することができ、学術的要素をふんだんに盛り込んだ本を執筆できる準備が整った。
そのメインの研究とは、サバクトビバッタの繁殖行動について調査したものだ。具体的には、バッタの雌雄がいかにして出会い、結ばれ、産卵しているのか、その一連のプロセスを明らかにしたものである。研究者として、論文発表前の研究成果を公の場で書き記すことは控えるがのがしきたりのため、これまで執筆することはできなかった。(「まえがき」より)

日本、モーリタニア、アメリカ、モロッコ、フランス――世界中を飛び回ってのフィールドワークと実験は、深刻な食糧危機の原因となるバッタの大量発生を防ぐ可能性を持っていた!画期的な研究内容がいよいよベールを脱ぐ。

目次
第1章 モーリタニア編――バッタに賭ける
第2章 バッタ学の始まり
第3章 アメリカ編――タッチダウンを決めるまで
第4章 再びモーリタニア――バッタ襲来
第5章 モロッコ編――ラボを立ち上げ実験を
第6章 フランス編――男女間のいざこざ
第7章 ティジャニ
第8章 日本編――考察力に切れ味を
第9章 厄災と魂の論文執筆
第10章 結実の時

Your recent history

Recommended